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2021-06-05

森の中の古民家で、共同生活始めました

先月から、あたらしい生活を始めています。鹿児島は大隅半島にある曽於市大隅町。古民家というのは、今年84歳になった祖母の家。先代から暮らし続けているこの古い家で、いままで一人で住んでいたばあちゃんといっしょに暮らし始めました。
鹿児島市がある薩摩半島から大隅半島の山間へ車で1時間半ほど走ったところにある、周りを山に囲まれた土地です。夜は真っ暗、その分星がきれい。
僕はこの場所でやりたいことがあります。いまそのための計画を練ったり、準備を進めているところ。その計画についてはまた改めて書きます。
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あれこれ考えすぎてしまう頭でっかちな僕と、いましたこと、食べたものまで片っ端から忘れていくばあちゃん。
僕は静かな空間、創作に集中できる場所を求めていて、ばあちゃんは生活のサポートを必要としている。共同生活するには、なかなかいい組み合わせなんじゃないかと思う。
ばあちゃんの生活をサポートする上で入浴やトイレの介助は必須なんだけど、福祉施設でひととおり経験していてよかった〜。いきなりだとたぶんビビってたし、やり方もよくわからなかったと思う。人生どんな経験も無駄にならないな。
もちろん介護は一人ではできないこと、施設での仕事を通じてよくわかった。地域のケアマネージャーさんやヘルパーさん達、福祉施設のデイサービスや、お弁当の宅配サービスなどにこれまでもお世話になってきたし、今後も引き続き祖母が利用させていただけること、有り難いと思っています。
僕が福祉施設での仕事を通じて学んだことは、相手をケアすることで自分もケアされること。相手が元気を取り戻していく過程で自分もエンパワーされること。ここで生活する中で、ばあちゃんとはそんな関係であれたらなと思う。
自分自身も養生するための時間と捉えて、手と足を動かしながら、大自然での暮らしを思い切り楽しみたいと思います。